ポニョのめざす崖
2008年07月22日

「崖の上のポニョ」
5歳のこどもの世界を描いた、何度も観たいと思った作品である。
シナリオも一見積み残しが多いようにも見えるが、どうしてよくよく練り上げ
られている。
気味が悪いとか死の予感とか・・・半端な深読みに失敗したようなコメントも
一部見受けられるが・・・素直にオモシロイと思った。
ステレオタイプの敵役がなく、戦闘的なエピソードとも無縁なので、ラピタや
ナウシカのような作品を望むファンには物足りないかも知れない。
しかし、ポニョは崖の上の彼をめざすのである。
それで十分ではないか?その一点に向かって・・・宗介との生活に向かって・・・
手と足を獲得して人間になることに向かって、ポニョは行動するのである。
単純な欲求に単純なアクションで、行動するのである。
理由とか暗示とかではなく、まさに直感で動いている・・・単純な思考回路により・・・
行きがかり上、自分の力を把握できずに・・・どえらいことにはなるが・・・
あと5歳という年齢は、親との関わりが世界の大半を占め、かつ他の人々
との関わりが芽生える時期なのだなアというのに気づかされた。
だから親子ファミリーで観て欲しい、そして子育てが終わった夫婦にも・・・
見終わったあと、なんかどこかがホカホカする作品である。
Posted by ダッタ at
10:58
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